シャンプー成分のグリセリンはどんな効果がある?美容師がわかりやすく解説

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成分名グリセリン
医薬部外品成分表示名グリセリン、濃グリセリン
用途保湿
グリセリンのシャンプー効果まとめ
  • 頭皮や髪を保湿し、乾燥を防ぐ
  • しっとりした質感をつくりやすくする
  • 髪の柔らかさと滑らかさUP
美容師の大脇

グリセリンは安全性が高く多くの製品に配合される成分ですが、本記事ではグリセリン配合によるシャンプー効果にのみ絞って美容師が解説します。

この記事の監修者

美容室 37.0℃

株式会社グットファースト
大宮駅と神保町駅に2店舗展開
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MTG ReFa(リファ)取扱店

美容師 大脇貴志

日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
化粧品成分上級スペシャリスト
訪問美容サロンRingo 代表
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目次

シャンプーに含まれるグリセリンの効果

グリセリン

多くのシャンプーに配合されている成分の一つであるグリセリン。

一言まとめると「保湿」効果に優れた成分になります。

美容師の大脇

高い保湿効果があるため、シャンプーなどのヘアケア用品以外でもスキンケア、ボディケア用品などにも幅広く使われていますよ。

高い保湿効果

グリセリン

グリセリンは水分を引き寄せて保持する性質があり、髪や頭皮に潤いを与える効果があり。(高い保湿効果)

これにより乾燥やかゆみを防ぎ、健康な頭皮環境を維持する働きにも期待。

またグリセリンは高い保湿効果から、様々な製品に配合されている成分でもあります。

グリセリンが配合されている製品例

スクロールできます
ヘアケア製品シャンプー、コンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアマスク、ヘアオイルなど、髪に潤いを与えるために配合
化粧品スキンケア製品(化粧水、乳液、クリーム、美容液)、メイクアップ製品(ファンデーション、プライマー)、マスクパックなど、保湿効果を与えるために配合。
ボディケアボディローション、ボディクリーム、ボディウォッシュ、ハンドクリーム、フットクリームなど、肌の保湿や柔らかさを向上させるために配合。
口腔ケア歯磨き粉、マウスウォッシュ、口内炎治療薬などに配合。(口内の乾燥を防ぎ、唾液の分泌を促進)

しっとりした質感をつくりやすい

しっとり

グリセリンは保湿効果が高いため、しっとりした質感(仕上がり)をつくりやすくする成分でもあります。

美容師の大脇

シャンプーにはたくさんの成分が入ってるため一概になんとも言えませんが、グリセリン配合量が多いとしっとり感をつくりやすくなります。

化粧品では配合が多い順で成分が記載されています。

例えば下記商品は、グリセリンが(水の次に)一番多い珍しいシャンプーでもあります。

基本水の次は洗浄成分がくる事が多いですが、上記シャンプーは洗浄成分よりグリセリンを多く配合。

そのため仕上がりがしっとりした質感になりやすく、保湿効果に力を入れているシャンプーなんだな〜と考える事ができます。

美容師の大脇

逆にオイリー肌の方だと、グリセリンが多いと余計ベタつく…なんてなりやすいので注意しましょう。

髪の柔らかさと滑らかさをUP

グリセリン原液

グリセリンは髪の表面に薄い保護膜を形成し、髪の柔らかさと滑らかさをUPさせる効果にも期待できます。

また髪を絡みにくくし、手触りや質感向上にも期待。

美容師の大脇

髪が硬い方はグリセリンなど入って「保湿効果」の高い商品を使う事で、しっとり柔らかい仕上がりをつくりやすくなりますよ^_^

是非参考にしてください。

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