【シャンプー液体】透明と白濁の違いは?→パール化剤(ジステアリン酸グリコール)があるかないか

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シャンプー液体の透明と白濁の違いは?

パール化剤(ジステアリン酸グリコール)ありだと白濁、なしだと透明になりやすい。パール化剤はキラキラした見た目UPでの目的が多いので、正直あってもなくてもどちらでもよし。

シャンプーの液体を見ると「透明」なものや「白濁」したものがあり。

液体が透明のシャンプー
液体が透明
液体が白濁のシャンプー
液体が白濁

まずこれらの違いをかんたんに書くと、「パール化剤が入ってるか入ってないか」で見た目の違いが出る事がほとんどです。

  • パール化剤あり → 白濁
  • パール化剤なし → 透明

そして成分表で見るとジステアリン酸グリコールと記載されてるものがパール化剤になります。

ジステアリン酸グリコールと記載のシャンプー成分表
ジステリア酸グリコール=パール化剤

シャンプーには必ず成分表が記載されてますので、白濁してたらジステアリン酸グリコールが入ってるかチェックしてみましょう。

美容師の大脇

必ずこれ!というわけではないですが、市販シャンプーの多くはパール化剤を入れた(白濁した)液体である事が多いです。

またパール化剤(ジステアリン酸グリコール)の特徴をまとめるとこちら。

パール化剤の特徴
  • パール化剤があると見た目がキラキラし、高級感を演出
  • パール化剤は乳化、増粘効果もあり
  • パール化剤入っててもヘアケア効果は関係なし(正直入ってなくてもいい)

この記事の監修者

美容室 37.0℃

株式会社グットファースト
大宮駅と神保町駅に2店舗展開
大宮エリアの人気トップ10サロン
MTG ReFa(リファ)取扱店

美容師 大脇貴志

日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
化粧品成分上級スペシャリスト
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目次

パール化剤があると見た目がキラキラし、高級感を演出

見た目がキラキラしたパールのような光沢を持つパール化剤

まずパール化剤が入っていると、シャンプー液体がキラキラしたパールのような見た目になります。

そのため光沢感を出す事で高級感(見た目)を演出する効果があり。

ただシャンプーの約70%は水でできており、洗浄効果のある界面活性剤など混ぜても基本は透明の液体です。

つまりパール化剤は見た目を向上させるために配合される事が多く、本来は必要ない成分であるケースがほとんど。

美容師の大脇

サロンシャンプーの多くは透明なものが多く、僕の中では「白濁=市販シャンプー」のイメージも強いですが、一般的には「キラキラ=美容成分」のようなイメージが強いかも^^;

とはいえ最近の市販シャンプーを見ると、液体が透明な商品が増えてきた印象もあります。

パール化剤は乳化、増粘効果もあり

パール化剤

シャンプーは水と油といった本来混ざりあわないものを乳化(エマルジョン安定)させるために界面活性剤が配合されます。

そしてパール化剤(ジステアリン酸グリコール)は乳化(エマルジョン安定)、さらには増粘効果(液体に粘りっ気を出し安定化)もあります。

美容師の大脇

ただヌメりが強く、しっかりすすがないと髪に残りやすいので注意しましょう。

パール化剤入っててもヘアケア効果は関係なし(正直入ってなくてもいい成分)

シャンプー後のヘアスタイル

パール化剤はキラキラと光沢感を出しやすい成分ですが、シャンプーに入っていても特にヘアケア効果はありません。(ここ重要)

美容師の大脇

パール化剤あるから髪がまとまる、見た目の艶感UP…!というわけではないのでご注意を^^;

また逆にパール化剤が入ってる事で「害」も特になし。(しいて言うならヌメりが残りやすいくらいかな?)

つまりパール化剤は「見た目効果」がほとんどの理由ですので、正直入っていなくてもいい成分とも言えますね。

シャンプー成分の豆知識として覚えておくと面白いかもしれません。

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