成分名 | ココイルグルタミン酸TEA |
医薬部外品成分表示名 | N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液 |
属性 | アニオン(陰イオン)界面活性剤 アミノ酸系界面活性剤 |
洗浄力 | 弱め |
泡立ち | 弱め |
ココイルグルタミン酸TEAの特徴まとめ
- アミノ酸系の中でも洗浄力がかなり優しめ
- 保湿効果が高く、しっとりした質感になりやすい
- 頭皮や髪に優しく、安心して使用できるシャンプー成分に
目次
ココイルグルタミン酸TEAの特徴

ココイルグルタミン酸TEAはヤシ油由来のアミノ酸系界面活性剤となり、特徴をまとめると下記の通り。
- アミノ酸系界面活性剤の中でも洗浄力がかなり優しめ
- 保湿性が高く、しっとりした質感になりやすい
まずアミノ酸系界面活性剤は大きく分けると5種類(グルタミン酸系、アラニン系、グリシン系、タウリン系、アスパラギン酸系)ありますが、グルタミン酸系は洗浄力が一番弱めです。

アミノ酸系界面活性剤は全体的にマイルドな洗浄力が特徴ですが、グルタミン酸系は中でもかなり優しめです。

また保湿効果が高く、頭皮や髪の乾燥を防ぐ効果にも期待できる成分でもあります。
そのためアミノ酸系シャンプー(上記5種類)の中でも、仕上がりがしっとりした質感になりやすいのが特徴でもあります。
洗浄力が優しめで保湿効果が高いため、乾燥肌や敏感肌、ダメージ毛の方にも適した成分といえますね!
ココイルグルタミン酸TEAの安全性やデメリットは?

ココイルグルタミン酸TEAは皮膚刺激性が低く、頭皮や髪に優しいため安全な成分と言われています。
またいくつかのデメリットをあげるとこちら。
ココイルグルタミン酸TEAのデメリット
- 泡立ちが悪い
- 洗浄力が弱めなため、汚れが落ちにくい
まずココイルグルタミン酸TEA単体では泡立ちが悪いと言われており、その他泡立ちのいい成分と組み合わせて使われる事が多いです。
また洗浄力が弱めなため、皮脂や汚れをしっかり落としたい方には物足りないことも。

オイリー肌の方や、ワックスなどをしっかり落としたい方には物足りないかもです。
とはいえ頭皮や髪を優しく洗いつつ、かつ保湿効果も高いため、美容師目線でもおすすめしたい洗浄成分の一つであります。