【シャンプー成分】ココイルグルタミン酸TEAの特徴を美容師がわかりやすく解説

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成分名ココイルグルタミン酸TEA
医薬部外品成分表示名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
属性アニオン(陰イオン)界面活性剤 
アミノ酸系界面活性剤
洗浄力弱め
泡立ち弱め
ココイルグルタミン酸TEAの特徴まとめ
  • アミノ酸系の中でも洗浄力がかなり優しめ
  • 保湿効果が高く、しっとりした質感になりやすい
  • 頭皮や髪に優しく、安心して使用できるシャンプー成分に

この記事の監修者

美容室 37.0℃

株式会社グットファースト
大宮駅と神保町駅に2店舗展開
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MTG ReFa(リファ)取扱店

美容師 大脇貴志

日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
化粧品成分上級スペシャリスト
訪問美容サロンRingo 代表
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目次

ココイルグルタミン酸TEAの特徴

ヤシ

ココイルグルタミン酸TEAはヤシ油由来のアミノ酸系界面活性剤となり、特徴をまとめると下記の通り。

  • アミノ酸系界面活性剤の中でも洗浄力がかなり優しめ
  • 保湿性が高く、しっとりした質感になりやすい

まずアミノ酸系界面活性剤は大きく分けると5種類(グルタミン酸系、アラニン系、グリシン系、タウリン系、アスパラギン酸系)ありますが、グルタミン酸系は洗浄力が一番弱めです。

美容師の大脇

アミノ酸系界面活性剤は全体的にマイルドな洗浄力が特徴ですが、グルタミン酸系は中でもかなり優しめです。

また保湿効果が高く、頭皮や髪の乾燥を防ぐ効果にも期待できる成分でもあります。

そのためアミノ酸系シャンプー(上記5種類)の中でも、仕上がりがしっとりした質感になりやすいのが特徴でもあります。

洗浄力が優しめで保湿効果が高いため、乾燥肌や敏感肌、ダメージ毛の方にも適した成分といえますね!

ココイルグルタミン酸TEAの安全性やデメリットは?

ココイルグルタミン酸TEAは皮膚刺激性が低く、頭皮や髪に優しいため安全な成分と言われています。

またいくつかのデメリットをあげるとこちら。

ココイルグルタミン酸TEAのデメリット
  • 泡立ちが悪い
  • 洗浄力が弱めなため、汚れが落ちにくい

まずココイルグルタミン酸TEA単体では泡立ちが悪いと言われており、その他泡立ちのいい成分と組み合わせて使われる事が多いです。

また洗浄力が弱めなため、皮脂や汚れをしっかり落としたい方には物足りないことも。

美容師の大脇

オイリー肌の方や、ワックスなどをしっかり落としたい方には物足りないかもです。

とはいえ頭皮や髪を優しく洗いつつ、かつ保湿効果も高いため、美容師目線でもおすすめしたい洗浄成分の一つであります。

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