【シャンプー成分】ラウロイル加水分解シルクNaの効果や特徴は?美容師がわかりやすく解説

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成分名ラウロイル加水分解シルクNa
医薬部外品成分表示名ラウロイル加水分解シルクナトリウム液
カテゴリーアミノ酸系界面活性剤、PPT系
属性アニオン(陰イオン)界面活性剤 
用途優しく洗浄、かつコンディショニング作用もあり
ラウロイル加水分解シルクNaの特徴まとめ
  • アミノ酸系界面活性剤で、低刺激で頭皮や髪に優しい
  • 髪の補修効果があるPPT系成分でもあり、コンディショニング効果が高い!
  • デメリットは原料が高価で、製品価格が高くなりがちな事

ラウロイル加水分解シルクNaは、シルクタンパク質を原料としたアミノ酸系の洗浄成分であり、シャンプーやコンディショナーに使用されます。

シルクタンパク質はポリペプチド(PPT)の一種であり、ヘアケア重視のシャンプー(PPT系)に配合される成分でもあり。

美容師の大脇

PPT系シャンプーはアミノ酸シャンプーの上位互換版のようなイメージで、髪の傷みが気になる方には特に使ってもらいたいシリーズに。(デメリットは原価が高い…)

この記事の監修者

美容室 37.0℃

株式会社グットファースト
大宮駅と神保町駅に2店舗展開
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MTG ReFa(リファ)取扱店

美容師 大脇貴志

日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ
化粧品成分上級スペシャリスト
訪問美容サロンRingo 代表
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目次

ラウロイル加水分解シルクNaは髪や頭皮の保湿効果が高い

ラウロイル加水分解シルクNaはアミノ酸系の界面活性剤になり、肌や髪に優しい洗浄力が特徴です。

そのため皮膚のバリア機能を保ちながら、適度に汚れを落とすことができます。

またシルクタンパク質は保湿成分であり、肌や髪に水分を与えながら、乾燥しがちな肌や髪に潤いをもたらす効果にも期待。

美容師の大脇

髪のパサつきや傷みが気になる方、乾燥毛の方におすすめの成分であり、ヘアケア重視のシャンプーに配合される事が多い!

髪の主要成分はたんぱく質ですが、カラーやパーマ、ヘアアイロンを繰り返す事で傷み(流出)やすくなります。そこで天然由来のシルクタンパク質で補修する事で、パサつきや指通りを滑らかにするイメージに!

またラウロイル加水分解シルクNaはシルク由来の成分であるため、洗い上がりが滑らかで、肌や髪に艶感を与える効果にも期待。

安全性やデメリットは?

ラウロイル加水分解シルクNaは、一般的に安全性が高いと言われている成分です。

シルクタンパク質を原料としたアミノ酸系の洗浄成分であり、肌や髪に刺激が少なく優しい洗浄成分に。

また一番のデメリットは原価が高いため、シャンプー価格も高くなりがちな事があげられます。

ラウロイル加水分解シルクNaが入ってるシャンプーは?

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