近くのドラッグストアで手軽に購入でき、大人気の市販シャンプーいち髪シリーズ。
こちらの記事では、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーを美容師が正直にレビュー。
いち髪シャンプーは定番のインバスシリーズが3種類、さらにプレミアムシリーズが2種類あり。
こちらの記事ではインバスシリーズのW濃密保湿ケアを解析。
>>全5種類、いち髪シャンプーの選び方はこちらから
まず結論から書くと、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーは低価格ながらアミノ酸をベースにした希少なシャンプーで、パサつきや広がりを抑えたい方におすすめ。
同価格帯の他シャンプーはサルフェート(硫酸系成分)をメインにした商品が主流ですが、いち髪はアミノ酸をベースにしたコスパ優良なシャンプーですよ○
ただ注意点としてはアミノ酸の中でも洗浄力は強めなため、頭皮や髪を優しく洗えるか?という点で見ると微妙なところ。
こちらの記事では、いち髪W濃密保湿ケアシャンプーをおすすめしたい方などまとめてみたので参考にしてください。
いち髪 W濃密保湿ケアシャンプーの基本情報 & 評価
商品名 | いち髪 W濃密保湿ケアシャンプー |
価格 | ¥770(税込) |
メーカー | クラシエ |
主な洗浄成分 | アミノ酸 |
洗浄力 | やや強め |
内容量 | 480ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約8円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2ヶ月 |
香り | ほろ甘いあんずと上品な桜の香り |
購入先 | ドラッグストア バラエティショップ ネット通販 |
当メディアの評価
- お手頃価格
- 同価格帯では希少なアミノ酸シャンプー
- パサつきや広がりを抑えやすい
- シリコンフリー
- サルフェートフリー
- 洗浄力が強め
- 補修成分はほぼなし
- ヘアケア目線では物足りないかも
洗浄力別!おすすめタイプはこちらをタップ!
【成分解析】いち髪W濃密保湿ケアシャンプーをおすすめ&しにくい方
いち髪 W濃密保湿ケアを成分解析、また実際に使ってみた感想から「おすすめしやすい方」「しにくい方」をまとめるとこちら。
成分表はこちらをタップ!
水、ラウロイルサルコシンTEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、アシタバ葉/茎エキス、コメヌカ油、アンズ核油、チャ花エキス、カワラナデシコ種子エキス、ムクロジエキス、コメ胚芽油、ヒオウギエキス、ツバキ種子エキス、コメヌカエキス、塩化Na、ココイルグルタミン酸TEA、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-49、エタノール、BG、プロパンジオール、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料、カラメル
成分表は配合量の多い順で記載され、水の次にくる成分がメインの洗浄成分である事が多いです。(例外もあり)
洗浄成分は? → アミノ酸系がメインだが洗浄力はやや強め
シャンプーを解析する上で特に重要なのが「洗浄成分」になります。
なぜならシャンプーの約70%は水で、約20%が洗浄成分なため、シャンプーは洗浄成分で決まると言ってもいいからです。
そしていち髪W濃密保湿ケアでは、ラウロイルサルコシンTEAというアミノ酸系洗浄成分がメインで配合されています。
同価格帯の他メーカー商品はサルフェートと言われる強洗浄力の硫酸系成分(ラウレス硫酸、ラルリル硫酸など)を使用してる事がほとんどですが、、
いち髪シリーズはこれらサルフェートを一切配合せず、低価格ながら中〜高価格帯で配合されやすいアミノ酸系洗浄成分をメインに使用しているのがポイント。
アミノ酸系を洗浄主成分にしたシャンプー。髪や肌と同じ弱酸性で、潤いを残しながら洗いやすく、おすすめシャンプーとしてあげられやすい。デメリットは高価になりやすい事や、すっきり感が物足りない事があげられる。
安いシャンプーのおすすめは?という質問に対し、いち髪をあげる美容師が多いのもこれが理由です。
ただ少しややこしくなるのですが、いち髪の洗浄主成分として配合のラウロイルサルコシンTEAはアミノ酸の中でも「別物」と言っていいくらい洗浄力は強めなため注意したいところ。(アミノ酸にもいろいろあるのです…^^;)
またその他洗浄成分としては低洗浄力&低刺激性のベタイン系、適度な洗浄力のタウリン系などで構成され、全体的に見ると「やや強め」な洗浄力といったところ。
コンディショニング成分は? → 保湿系がメインで、しっとりした質感をつくりやすい!
いち髪W濃密保湿ケアシャンプー&コンディショナーには、純・和草プレミアムエキスが配合。
明日菜、米ぬか、あんず油、菜花、コメ胚芽油、ヒオウギ、コメヌカエキスetc…
これらは保湿効果や抗酸化作用に期待でき、しっとりしなやかな質感をつくりやすい処方内容になっています。
ただ「補修」という観点で見るとこれ!といった成分はなく、ダメージ毛の補修効果としては物足りなさはあり。
補修成分は原価が高めなものが多いため、コストを考えるとしょうがないですね^^;
そのため髪質としては健康毛〜ライトダメージ毛の方におすすめ。
また仕上がりはしっとりした質感なため、普通毛〜硬毛で広がりやパサつきが気になる方におすすめです。(軟毛の方だとペタッとなりやすいので注意)
【使ってみた】いち髪 W濃密保湿ケアの使用感レビュー
実際にいち髪 W濃密保湿ケアシャンプーを使用してみた感想がこちら。
使用感レビューまとめ
液体 | 白濁。ちょうどいい粘度。 |
香り | かなり甘めのフローラル系。思ってた以上に髪に香りが残る感じあり。 |
泡立ち | 普通〜良いくらい。 |
泡質 | モチっとした泡で洗いやすい。 ただヌメりが残りやすく、しっかり流したいところ。 |
洗い心地 | すっきりとした洗い心地。 カラー毛やダメージ毛だと、シャンプーのみではギシギシ感あり。 あと目に入るとかなり沁みる・・。 |
洗浄力 | アミノ酸…ではあるもののわりと強め。汚れはすっきり落とせたが、頭皮の赤みが気になった。 カラー毛だと色落ち早そうなので注意。 |
仕上がり | しっとり柔らかい仕上がりに。 価格から考えた髪のまとまり感は予想以上に○ |
コスパ感 | 700円前後のシャンプーと比較するとクオリティは高め。 |
総評 | ダメージ毛やカラー毛だと物足りなさはあるが、価格からのコスパ感は最高。 健康毛やダメージ少なめの方におすすめしやすい。 |
【口コミ】いち髪 W濃密保湿ケアを購入した方の声をチェック
実際にいち髪W濃密保湿ケアを使用している方の口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
悪い口コミ
【よくある質問】いち髪 W濃密保湿ケアシャンプーのQ & A
まとめ → いち髪 W濃密保湿ケアはパサつき抑えたい方に○!ただダメージ毛には物足りないかも
いち髪W濃密保湿ケアは約700円前後という価格帯ながら、アミノ酸をベースにした希少なシャンプーに。
そのため手軽にアミノ酸シャンプーを試してみたい方や、家族間で共有しやすいのもいち髪シリーズの特徴です。
またW濃密保湿ケアはしっとりした質感をつくりやすいため、パサつきや広がりを抑えたい方にもおすすめ。
ただアミノ酸の中でも洗浄力は強めなため、他の(優しくケアしやすい)アミノ酸シャンプーと比べると見劣りしやすいので注意したいところ。
ダメージ毛やカラー毛の方は、洗浄力がマイルドで優しくケアできるいち髪プレミアムシリーズがおすすめです◎
是非シャンプー選びの参考になれば嬉しいです。
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当メディアは全ての商品を実際に使用し、美容師目線で正直にレビューしています。しかし記事内容は個人の体験談や感想をまとめたものであり、必ずや効果や安全性を保証するものではない事をご了承ください。