今回は「美溶水ヘアケア」というキャッチフレーズで新登場したAquall(アクオル)モイスチャーダメージケアシャンプーを美容師がレビュー。

アクオルは見るからに「潤い」をイメージさせるシャンプーですが、実際の使い心地や美容師目線での評価をまとめていきます。
アクオルの販売元は株式会社I-neで、最近ではボタニストやYOLUシリーズといったヒット商品を連発しているメーカーでもあり。(あとはヘアケア家電のSALONIAとかも同じ)

そして結論から書くと、アクオルはしっとり好きにはたまらない質感となっており、髪のダメージや広がり抑えたい方に特におすすめしたいシャンプーに。

中身の成分も市販シャンプーとしては贅沢といっていいくらい、美容師目線でも驚かされる内容で、価格からの満足度も非常に高めでした!
そこでこちらの記事では下記についてまとめていきますので、アクオルが気になる方は参考にしてください。
- アクオルの成分解析
- 実際にアクオルを使ってみた感想
- アクオルがおすすめな方とできない方
おすすめ! | おすすめできない |
・パサつき抑えたい ・乾燥毛&乾燥肌 ・ヘアケア重視 ・カラー&パーマ毛 ・しっとり好き | ・洗浄力を重視 ・オイリー肌 ・安さを重視 |

アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーの基本情報 & 評価
商品名 | ![]() Aquall アクオル モイスチャーダメージケアシャンプー |
価格 | ¥1,694(税込) |
洗浄主成分 | ベタイン×アミノ酸系 |
洗浄力 | マイルド |
内容量 | 475ml |
1回のコスト目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約21円 |
1本の消費期間目安 ※2プッシュ(6mlで計算) | 約2.5ヶ月 |
香り | リリーベル&ペアーの香り |
購入先 | ドラッグストア ネット通販 |
当メディアの評価

- 洗浄成分が髪や頭皮に優しい
- 市販シャンプーの中でも成分が最高クラス
- 泡立ちがいい
- しっとりまとまりやすく、潤いを体感しやすい
- 指通りの良さが◎
- 市販シャンプーの中でも価格が高め
- 脂質肌や洗浄力重視の方には不向き

【成分解析】アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーはどう?

配合成分をもとに、アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーの特徴を解説。
成分表はこちらをタップ!
水、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、グリセリン、ココイルグルタミン酸TEA、ヤシ油脂肪酸PEG7グリセリル、タンニン酸、ラウロイル加水分解シルクNa、ココイル加水分解コラーゲンK、エチレンジアミンジコハク酸3Na、ヒアルロン酸クロスポリマー2Na、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム65、クランベアビシニカ種子油フィトステロールエステルズ、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解コンキオリン、加水分解コラーゲン、バオバブ種子油、ワサビノキ種子油、アロエベラ葉汁、グリチルリチン酸2K、没食子酸、クエン酸、クエン酸Na、トコフェロール、ジステアリン酸PEG150、EDTA2Na、エチルヘキシルグリセリン、ペンチレングリコール、コカミドメチルMEA、ポリクオタニウム10、PPG3カプリリルエーテル、ジグリセリン、ポリソルベート20、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
洗浄成分 → ベタイン×アミノ酸系でヘアケア目線で◎

アクオルの主要洗浄成分
コカミドプロピルベタイン | ベタイン系 | 両性イオン界面活性剤の一種で、洗浄(陰)とリンス(陽)どちらの用途をもつ。 低刺激で安全性が高く、ベビー用や高級シャンプーに配合。 |
ラウラミドプロピルベタイン | ベタイン系 | 両性イオン界面活性剤の一種で、洗浄(陰)とリンス(陽)どちらの用途をもつ。 低刺激で安全性が高く、ベビー用や高級シャンプーに配合。 |
ココイルメチルタウリンNa | タウリン系 | アミノ酸に似た洗浄成分で、低刺激だけどすっきりした洗い心地。 |
ココイルグルタミン酸TEA | アミノ酸系 | アミノ酸系洗浄成分の中でも特に優しい洗い心地で、しっとりしやすい。 |
アクオルの主要洗浄成分は上記の通り、ベタイン系×アミノ酸系で構成。

どれも頭皮や髪を優しく洗える成分で、仕上がりもしっとりしやすくヘアケア目線で◎
成分表は配合量が多い順で記載されています。

実は市販シャンプーの多くは、洗浄力と脱脂力が高い高級アルコール系(ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na)やオレフィンなどを配合している事がほとんどです。(なぜならコストが安いから)
その他市販シャンプーでは、主要成分がアミノ酸やベタイン系でも、一部に上記の高級アルコール系やオレフィンを配合する商品が多い中、アクオルは頭皮や髪に優しい成分配合に◎

市販シャンプーはダメージケアと謳いつつ、上記の洗浄力が高い成分をいれつつシリコンでごまかしている商品も多いんです^^;
その点アクオルは洗浄力が高い成分を混ぜてないため、ヘアケア重視のサロンシャンプーに近い配合成分に。(そのためちょっと高い…)
コンディショニング成分は? → 保湿や補修に期待できる成分配合◎

コンディショニング成分
ラウロイル加水分解シルクNa | PPT系(タンパク質系)洗浄成分で、髪をなめらかにし艶感UP効果もあり。 (陰イオン(アニオン)界面活性剤) |
ココイル加水分解コラーゲンK | PPT系(タンパク質系)洗浄成分で、ダメージ部分に吸着し補修効果あり。 (陰イオン(アニオン)界面活性剤) |
ヒアルロン酸クロスポリマー-2-Na ヒアルロン酸Na アセチルヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸Na | 保湿効果が高く、潤い性や髪の柔軟性、指通りの良さをUP。 |
ポリクオタニウム65 | 通称リピジュア。ヒアルロン酸の2倍の保湿力あり。 |
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa | 通称ペリセア。浸透性&吸着性が高く、保湿、補修効果やハリコシ感UP。 |
アクオルは髪の保湿&補修効果に期待できる注目成分がたくさん配合されています。
特にラウロイル加水分解シルクNa、ココイル加水分解コラーゲンKはマイルドな洗浄力に加え髪の補修効果もあり、市販シャンプーではほとんど配合されない贅沢な成分に。(なぜなら原価が高い)
またヒアルロン酸の2倍の保湿効果のあるリピジュアや、素早い浸透性と高い吸着性で話題のペリセアも市販シャンプーではほとんど見られない注目の成分です。

どれもヘアケア重視で入ってると嬉しい成分になり、成分クオリティは非常に高い…!!驚
また使われてる保湿成分も非常にいいものばかりで「うるおい」に特化したシャンプーにぴったりな中身になっています。

アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーの使用感レビュー

実際にアクオル モイスチャーダメージケアシャンプーを使用してみた感想がこちらです。
- 思ってたより泡立ちが良く、洗浄中の指通りもいい
- 洗浄成分が低刺激なため、頭皮がヒリヒリしにくい
- しっとりしたまとまり感が◎
思ってたより泡立ちが良く、洗浄中の指通りもいい

アクオルの洗浄成分はベタイン×アミノ酸系となっており、泡立ちはあまり良くないかな〜と思っていましたが、予想以上に良かったです。

アクオルには硬水でも泡立ちしやすくするエチレンジアミンジコハク酸3Naというキレート剤が配合しており、安定した泡立ちの良さが○
またモコモコの泡で洗浄中の指通りも良く、ダメージ毛でもキシみづらい洗い心地かなと感じました。
洗浄成分がマイルドなため、頭皮がヒリヒリしにくい

アクオルは洗浄成分がマイルドで、実際に洗ったあとのヒリヒリ感がなく優しい洗い心地でした。

洗浄力が高い成分が入っていると突っ張る感じや痒みがおきやすいのですが、アクオルは特に痒みもなく敏感肌でも使いやすいかなと!
また全体的に保湿効果も高いため、乾燥肌の方にもおすすめしやすいシャンプーだと感じました。
しっとりしたまとまり感が◎

洗い上がりは乾かす前から水分をしっかり含んだ質感を体感しやすく、指通りがいいしっとりした仕上がりに。
ただめちゃくちゃしっとり…というわけではなく、さらさらトゥルン!みたいな感じで、毛量や髪質を選ばずおすすめしやすいシャンプーだと感じました。

ややうねり毛の妻も、ここ最近のシャンプーの中でも特にまとまり感がいいとの事。
(画像はシャンプー翌日の夕方に撮影)
ヘアアイロンなしでもまとまり感が良く、指通りが最高と満足度高めの声でした!

【注意点】アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーがあわない人は?

アクオル モイスチャーダメージケアシャンプーをおすすめしにくい方はこちら。
- 汚れをしっかり落としたい方
- オイリー肌の方
アクオルは頭皮ケアというよりヘアケア重視向けのシャンプーなため、洗浄力が優しめの成分配合に。
そのため汚れをしっかり洗いたい方や、オイリー肌の方にはおすすめしずらいです。

特にオイリー肌の方だとよりベタっとなる可能性もあるため注意しましょう。
【口コミ】アクオルを購入した方の声をチェック

実際にアクオル モイスチャーダメージケアシャンプーを使用している方の口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
ロングヘアーでカラーとストパをしてるので毎晩ヘアアイロン使用してるので痛みが早いタイプなのですが今回こちらのシリーズを使用してみて保湿力がかなりあるな〜と感じました。宣伝文句通り美容水ヘアケア!っていうのを実感できました。ヘアアイロン後もパサパサになることなくしっとりした感じで髪の毛の手触りも良くって1回使っただけでも気に入りました。匂いもさりげない程度で好きな匂い系だったのでお気に入り確定です!!!お風呂上がりのドライヤー後は洗い流さなくて良いタイプのトリートメントを毛先の方にだけつけてみたのですがいつも枝毛が目立って見えてたのが乾燥せずしっとりしてる感じで状態良しです。
Amazonより
ノンシリコンっぽい感じの洗い心地だったけど、泡立ちはとても良く、洗髪後のタオルドライした時「髪が軽いなっ🙄」って感じがありました。パサつかず紹介文の通り、うるおいがちゃんと髪の内部に保持されてるっていうのは・・ほんとかもっ👍💯水をまとったような美髪というのは、たぶん「水分保持力」に優れてるって事なんだと思います!
Amazonより
乾燥毛タイプですが、洗髪後のオイルで保湿する量が、ちょっとで済みました💕
このシャンプーとトリートメントは中々の良さだったけど・・ちょ~っと値段が高いかな😅
よってそのあたりを差し引いて・・★の数は4とさせて頂きました🙇♀️
シャンプーは泡立ちよくまとまり、洗った時からしっとりさを感じました。
トリートメントも軽い感じの使い心地で、ちゅるんと滑る感じ。全体的に軽くぷるぷるな感じになりました。
Amazonより
私の髪質自体が軽いので、オイルを足して重くしましたが、
調整しやすい感じにまとまってくれたので気に入りました。
サラサラにもなりますが、それ以上に髪質が柔らかくなるような感じがします。これは保湿力のおかげなのかな?
香りはかなり強いです。そのため、髪を乾かした後も香りが持続します。
香りの強いものが苦手な方にはあまり向いていませんが、とてもいい香りだったので私はこのくらい強くても問題ありません。シャンプーはほとんどが洗浄力重視で、キシキシにならないように少しコーティングされるような商品が多いですが、このシャンプーは洗浄力はもちろん、シャンプーをしただけでかなり髪がサラサラになりました。
トリートメントはシャンプー以上にサラサラになり、保湿もしてくれます。ドライヤーで乾かした後もサラサラでまとまりがあります。翌朝もまとまりが続きます。
ただ、手櫛でとかした時に引っ掛かる箇所が多かったので、☆4にさせて頂きました。
Amazonより
悪い口コミ
アクオルはまだ発売されたばかりで口コミはそこまで多くないですが、平均4.5前後と高評価が多めになっていました。
高評価の多くは、仕上がりがパサつきにくく、商品イメージ通り水分がしっかりキープされてるという声が多めに。
仕上がりや使い心地の感じ方に個人差はあるものの、パサつきや髪の傷みが気になる方にアクオルはおすすめしやすいです!

【よくある質問】アクオルシャンプーのQ & A

まとめ → アクオルはヘアケア効果が非常に高く、迷ってるなら買いレベルでした

おすすめ! | おすすめできない |
・パサつき抑えたい ・乾燥毛&乾燥肌 ・ヘアケア重視 ・カラー&パーマ毛 ・しっとり好き | ・洗浄力を重視 ・オイリー肌 ・安さを重視 |
アクオルを使ってみましたが「うるおい美髪へ」というキャッチフレーズの通り、パサつきを抑える効果を実際に体感する事ができました。
そのため乾燥毛やパサつきが気になる方には是非おすすめしたいシャンプーに。
また洗浄力も非常にマイルドなため、カラーの色落ちを防ぎたい方やダメージが気になる方にもおすすめ。

価格はちょっと高めですが、市販でも中身のクオリティがとても高いシャンプーでしたので、迷ってる方は一度お試しあれ。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。

当メディアは全ての商品を実際に使用し、美容師目線で正直にレビューしています。しかし記事内容は個人の体験談や感想をまとめたものであり、必ずや効果や安全性を保証するものではない事をご了承ください。